「子どもが社会に出る時に求められる技能」を与えよう
「20年先の社会」を見越して教育を与える必要がある
なぜ?
→「日本のグローバル化が今まで以上に進行する」
(はじめに より)
英語学習では、
どこを目標とするか
を明確にすることが大切。
本日ご紹介する本はこんな方へおすすめ!
これからおうち英語をはじめてみたい!
おうち英語に行き詰まってきた…
そもそも英語ってなんの役に立つの?
かけ流しのおすすめは?多読のおすすめは?
フォニックスはどうやって習得していくの?
英語の目標設定ってどうしたらいいの?
英語学習において、
目標はどこを目指し
具体的にどんなことをしたらいいのか
ということについてとてもわかりやすく記載されているとてもおすすめの一冊。
世界で活躍する子の英語力の育て方
(2019年6月30日初版)
第1章 20年後、日本では「英語格差=収入格差」になっている
第2章 「英語ができる子」が目に見えてトクをする7つのこと
第3章 日本の子ども英語教育、よくある7つの間違い
第4章 日本にいながら英語教育を成功させる3つの目標
第5章 海外留学せず、家庭学習のみで「CEFR B2レベル」を目指す具体的な方法
第6章 年齢別「やる気」を維持する環境作り
英語子育てQ&A
著者船津徹先生の大人気の著書
世界標準の子育て
すべての子どもは天才になれる、親(あなた)の行動で。
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まずは、
「英語は英語で学ぶ!」について。
(p81-82)
第3章日本の子ども英語教育、よくある7つの間違い
間違い5
×これはapple、りんごよ と訳して教える
英語の思考回路が閉じてしまう
「英語を英語のまま理解する=英語の思考回路」を短期間で構築できる
相手の言いたいことを全体イメージから理解しようとする頭の働き。
英語を英語のまま理解できるのですから、わざわざ効率の悪い「文法訳読法」を教え込む必要はありません。
小学生までは、原則、英語はすべて英語で教える。
中学生からは、基本単語や文法は日本語で教え、「リーディング」は直接法で教える。
★関連書籍
(p98一部抜粋)
〝子どもの英語教育で、まず考えなければならないのが、どの程度の英語力を目指すのかです。
二ヶ国語を完璧にあやつるバイリンガルに育てるのと、日本国内で英語力トップを目指すのでは、学習をスタートする年齢も、整える環境も、かかる費用も、かかる時間も、子どもの努力も大きく変わってきます。
私の日米での指導経験から申し上げますと、
日本国内で完璧なバイリンガルに育てるのはかなりハードルが高いです。
完璧なバイリンガルとは、私の定義では、
2つの言語で自信を持って会話や議論ができること、2つの言語で年齢レベルの授業についていけること、2つの文化的な違いに対応できること
これらの条件を満たすには、インターナショナルスクールに幼児期から高校まで通いながら、日本語も学年レベルを維持していかなければなりません。
子どもは
学生生活の大半を言語習得に割くことになり、スポーツや音楽やアートなど、人間形成に欠かせない「勉強以外のスキルの習得」が疎かに
一方、日本国内でトップレベルになるために必要な英語力はどの程度かというと、その答えが CEFR B2 レベル です。〟
**
以上のことは、主として二ヶ国語のバイリンガルを例に述べられていますが、おうち英語で「英語は英語で学ぶ!」
そして、日本語力も英語力も一定の水準まで持っていく(リーディング力)ということは、時間を割き根気強くサポートしなければならない。
よって、言語習得に割くことになり、スポーツや音楽やアートなど、人間形成に欠かせない「勉強以外のスキルの習得」が疎かになるとまではいかないものの、そちらへ使える時間が少なくなってしまいます。
ただし、一度リーディング力の水準をそこまで持っていくことができれば他への時間へ回すことができる。
→これは、
英語ができるだけではダメ
英語で何を伝えるかが大切
にも繋がってくるかと思います。
★関連
英語教育=英会話という思い込みが、日本人の英語力を停滞させている原因の1つ。
→子どもの言語吸収能力を
英語のリーディング力育成に活用すべき(p58)
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本書は1からおうち英語を始めたい時にもとても役に立つ一冊となっています!
英語環境としては、
乳幼児期は「かけ流し」でリズム感を鍛える
3〜5歳は読み聞かせ音声も効果大
幼児後期〜小学校低学年にかけてリーディング力強化
とレベルアップしていきます。
読み聞かせ音声のおすすめで
オーディオブックがおすすめされており、
我が家も早速こちらを取り入れました
洋書もラインナップがとても充実しており、
KindleUnlimited でもご紹介した読み上げ機能と違い、BGM付きでプロが抑揚をつけて読んでくれます。!読み聞かせやかけながしの幅がグンと広がります。
詳細
英語教育について、
理想的な学習法、こうしたい!
という思いはありますが
現実はなかなか…
でも、そこで諦めるのではなく
我が家なりの方法で試行錯誤を続けていきたいと思います。
何事も、一番大切なのは
やり抜く力・GRIT!